近年増えている家族葬とはどのような葬儀なのか

近年増えている家族葬とはどのような葬儀なのか

近年では家族葬と呼ばれる葬式を行うケースが増えていますが、具体的にどのような葬儀なのでしょうか。
簡単に言うと故人の身内や親族のみで行う葬儀で、少人数かつ小規模で実施することがほとんどです。
参列者に関しても一切呼ばないこともあれば、親しい友人や縁のある知人だけを招く場合もあります。
このような家族葬が増えた理由としては、高齢化や核家族化が進んだことで人間関係が希薄になったことや、価値観の多様化で葬儀にお金をかけたくないと考える人が多くなったことなど理由は様々です。
また身内や親族だけの葬儀であれば、周りに気を遣わずにゆっくりとお別れの時間を過ごすことができます。
予算も抑えられますし参列者への対応にも追われることがないので、家族への負担も大幅に軽減できるメリットもあります。
ただ事前に招いた人以外の参列はお断りすることになるので、本当に身内だけで行っていいのかしっかりと考えた上で決めるようにしましょう。

葬儀は周りへの配慮とサポートし合う関係も必要

小さなお葬式なら、家族だけで対応できても、実際は仕事でたくさんの人と知り合いができているなど、お知らせして出席してもらう状況もあります。
受付にいるなど、家族だけでは対応できないことを親戚にお願いすることができるため、手伝ってもらえる心強い味方です。
親戚で年上の頼りになる方がいる場合、慣れない葬儀を葬儀経験者の方に教えてもらうことができます。
自分の足でいろんな手続きを済ませたり、自宅でやるべきこともたくさんあるなど、知っていてよかったと感じることは予想以上に多いです。
周りへの配慮で、親せきやご近所さんのお葬式のお手伝いをすることも重要になります。
手伝ってほしいことなど、気軽に言ってもらえるように、話をしているといろんな準備を進めながら決めていくことができます。
協力し合うことができる関係をきちんと築き、サポートし合うことによって、負担は大きく軽減されます。
安心できるお葬式の進め方を考えていくことも大事なポイントです。